第六話「シャトレーヌにて」
さぁ〜、今回も始まりましたシリーズ「おとまかせ」
皆様にズーコとタケシを少しずつ知って頂き、
12日のコンサートをより楽しんでいただきたいという思いから、二人で始めたこのシリーズ。
いよいよ今回は6話となりました!
全てはこの場所から始まった。。。そう第6話「シャトレーヌにて」です。
シリーズ第6話「シャトレーヌにて」
第5話でもお話ししましたが、果てしなくお洒落なラウンジ「シャトレーヌ」。
こちらのタケシ氏のコンサートは、毎年大人気でなかなかチケットがとれないそうです。
苗場の雪景色を見ながら、タケシの奏でる愛のメロディーと美味しいカクテルで、
日常を忘れる時間。皆さんがとても楽しみにしているコンサートですね。
そこに。。。ある年、飛び入りで参加させて頂く事になりました。
その日の試飲会に参加させていただいた時に「飛び入りで歌いに来たら??」とタケシ氏からのお誘い。
「いやいや。。。このお洒落な空間をぶち破るような私の参加は。。。良くないでしょう??」
あきらかに、ほんとに。。。自分でそう思っていました。
が、優しいタケシ氏のお誘いに、甘えて「何事も経験」と思い飛び入りで歌わせて頂く事になりました。
悩んだ末に、あえて自分らしいソウルの名曲をピアノ演奏で歌わせてもらう。
タケシ氏独特の世界にソウルの曲が染まる。それがまた楽しかった。
そして、何度目かの飛び入りの年に。。。。思いついてしまったのです。あれを!
あまりにも冒険すぎるのか?本当にやって大丈夫なのでしょうか?ドキドキの私に一言。
「面白いからやろう!」って。そうです。あの演歌のメロディーとソウルの名曲を
ミックスして行く企画。かなりドキドキの企画でしたが、タケシのスペシャルテクニックで、
やはり会場はお洒落な空気漂う時間に塗り替えられて行く。尊敬です。。。楽しかった!
そして、もう一つタケシ氏の苗場コンサートの楽しみは、お客様が押さえた鍵盤の音から即興で
美しい曲を作曲してくれる「せのおちゃんと作ろう!」のコーナー。
毎回、「このままレコーディングしてリリースした方が良いのではないでしょうか?」
という心に響く美しい曲ばかり。
今回はこの作業にズーコが参加して、「ズーコとタケシと作ろう!」のコーナーに
挑戦してみようと思っています。12日のメロディーラインでは、
どんどん新たな二人の世界へと冒険して行きますよ。楽しみにしていてくださいね。
タケシ様、「ズーコとタケシと作ろう!」のコーナー、今までやった事のない世界。
かなりドキドキです。もしも当日ズーコが固まったらタケシのスペシャルテクニックで
リード(フォロー)よろしくお願いします。(笑)
(タケシより)
ほんとにあの場所はね、最初はどうしようかと思ったよ。
白いゲレンデがずっと拡がっておまけにピアノまで白い。
ゴスペラーズのステージの前後にバーの片隅でちょこっと弾くぐらいのつもりだったから
まったくの想定外。最初の頃はほんとうに緊張してた。
でも何年か続けていくうちにほんとにあの空間でみんなと過ごす時間が愛おしく感じるようになった。何回かメンバーが飛び入りで歌ってくれたり最近じゃズーコも来て歌ってくれたり。
何が起こるかわからないその瞬間が積み重なって毎年冬物語ができるわけです。
今回もきっとなにか特別な一瞬があると思う。
俺、そんなにテクニシャンじゃないと思うけど、精一杯努めます。(笑)